潮干狩りや釣り、海辺の散歩の計画では「大潮」「干潮の時刻」が気になります。 潮の満ち引き(潮汐)は月と太陽の引力で起こり、月の満ち欠けと深く結びついています。 そのしくみを知ると、潮見表の読み方や、海に出る日の選び方がわかりやすくなります。
なぜ潮は満ち引きするのか
海水は、月と太陽の引力によって引き寄せられます(この力を起潮力といいます)。 月に面した側とその反対側で海面が持ち上がり、地球の自転によって、同じ場所では一日に約2回ずつ満潮と干潮がめぐってきます。 太陽も潮汐に影響しますが、距離が遠いため、月の起潮力のほうが大きく効きます。
大潮・中潮・小潮・長潮・若潮
潮の大きさは月と太陽の位置関係で変わり、月齢に合わせて次のように呼び分けられます。
| 潮回り | 月齢の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大潮 | 新月・満月の前後 | 満ち引きの差が最も大きい。潮干狩りに向く。 |
| 中潮 | 大潮と小潮の間 | 大潮に次いで潮位差が大きい日。 |
| 小潮 | 上弦・下弦(半月)の前後 | 満ち引きの差が小さい。 |
| 長潮 | 小潮の終わりごろ | 潮の動きがゆるやかで、干満がだらだら続く。 |
| 若潮 | 長潮の翌日 | 再び潮が大きくなり始める(潮が“若返る”)。 |
新月・満月の前後は月・地球・太陽が一直線に並び、引力が重なって満ち引きの差が大きくなります(大潮)。 半月のときは力が打ち消し合い、差が小さくなります(小潮)。 今日の月齢は 月齢・月の出 で確認できます。
潮干狩り・釣りの時合い
潮干狩りは、潮が大きく引く大潮の日で、昼間に干潮を迎える時間帯が狙い目です。干潮の前後1〜2時間が潮の引いた砂浜を歩ける時間になります。 釣りでは、潮が動く上げ潮・下げ潮のタイミング(潮の動き出しや満潮・干潮の前後)が「時合い」として魚の活性が上がりやすいとされます。 いずれも地域と日付で満潮・干潮の時刻が異なるため、事前に潮見表で確認しておくと計画を立てやすくなります。
地域別の満潮・干潮の時刻と潮位グラフは 潮汐(主要港の満潮・干潮) で確認できます。
よくある質問
なぜ月で潮の満ち引きが変わるのですか?
海水は月と太陽の引力(起潮力)で引き寄せられ、満潮と干潮が生じます。月の引力の影響が最も大きく、月の位置に合わせて一日に約2回の満潮・干潮が起こります。
大潮と小潮はどう決まりますか?
新月と満月のときは月と太陽が一直線に並び、引力が重なって満ち引きの差が大きくなります(大潮)。半月(上弦・下弦)のときは月と太陽が直角の位置になり、力が打ち消し合って差が小さくなります(小潮)。
潮干狩りにいい日はいつですか?
干潮時に潮が大きく引く大潮の日で、昼間に干潮を迎える時間帯が狙い目です。地域と日付ごとの干潮時刻は潮汐ページで確認してください。
関連ページ
地域別の潮見表は 潮汐、 今日の月齢は 月齢・月の出、 月齢の見方は 月齢の見方 で確認できます。
出典: 潮汐は月・太陽の起潮力による現象です。時刻・潮位は代表地点での計算による目安です。