天気予報で「今日は立春です」「暦の上では秋」と聞くことがあります。この「暦の上での季節」を決めているのが二十四節気(にじゅうしせっき)です。 太陽の動きをもとに一年を24に分け、季節の移り変わりに名前を付けたもので、農事や年中行事、俳句の季語の基準として今も使われています。
二十四節気とは
二十四節気は、太陽が黄道(天球上の太陽の通り道)上を15度進むごとに区切って一年を24等分し、それぞれに季節を表す名前を付けたものです。 春分・秋分(昼夜の長さがほぼ等しくなる日)、夏至・冬至(昼が最も長い/短い日)、立春・立夏・立秋・立冬(各季節の始まり)が骨格になります。 月の満ち欠けを基準にする旧暦は季節と最大1か月ほどずれるため、太陽基準の二十四節気を併用して季節感を補っていました。
2026年の二十四節気一覧
カレナビの計算による 2026 年の各節気の日付です。日付は太陽の黄経が定義の角度になる瞬間で決まるため、年により1日前後します。
春
| 節気 | 2026年の日付 | 意味・季語 |
|---|---|---|
| 立春 | 2月4日 | 暦の上で春が始まる節目です。 |
| 雨水 | 2月19日 | 雪が雨に変わり、春の気配が増すころです。 |
| 啓蟄 | 3月5日 | 土の中の虫が動き出すころとされます。 |
| 春分 | 3月20日 | 昼と夜の長さが近づく春の中日です。 |
| 清明 | 4月5日 | 空気が清らかで明るいころです。 |
| 穀雨 | 4月20日 | 穀物を潤す春雨のころです。 |
夏
| 節気 | 2026年の日付 | 意味・季語 |
|---|---|---|
| 立夏 | 5月5日 | 暦の上で夏が始まる節目です。 |
| 小満 | 5月21日 | 草木が満ち始めるころです。 |
| 芒種 | 6月6日 | 芒のある穀物をまくころとされます。 |
| 夏至 | 6月21日 | 一年で昼が最も長いころです。 |
| 小暑 | 7月7日 | 暑さが増し始めるころです。 |
| 大暑 | 7月23日 | 暑さが最も厳しいころです。 |
秋
| 節気 | 2026年の日付 | 意味・季語 |
|---|---|---|
| 立秋 | 8月7日 | 暦の上で秋が始まる節目です。 |
| 処暑 | 8月23日 | 暑さが峠を越すころです。 |
| 白露 | 9月7日 | 草に白い露が降りるころです。 |
| 秋分 | 9月23日 | 昼と夜の長さが近づく秋の中日です。 |
| 寒露 | 10月8日 | 露が冷たく感じられるころです。 |
| 霜降 | 10月23日 | 霜が降り始めるころとされます。 |
冬
| 節気 | 2026年の日付 | 意味・季語 |
|---|---|---|
| 小寒 | 1月5日 | 寒の入り。寒さが本格化するころです。 |
| 大寒 | 1月20日 | 一年で寒さが最も厳しいころです。 |
| 立冬 | 11月7日 | 暦の上で冬が始まる節目です。 |
| 小雪 | 11月22日 | 北国で雪がちらつき始めるころです。 |
| 大雪 | 12月7日 | 山地を中心に雪が増えるころです。 |
| 冬至 | 12月22日 | 一年で昼が最も短いころです。 |
各年の詳しい時刻や解説は 2026年の二十四節気カレンダー で確認できます。
七十二候との関係
二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けたものが七十二候(しちじゅうにこう)です。 「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」のように、その時期の自然の様子を短い言葉で表します。 二十四節気が大きな季節の区切り、七十二候がその中の細かな移ろい、という関係です。 詳しくは 七十二候とは で解説しています。
暮らしとのつながり
二十四節気は、農作業の目安、旬の食材、衣替えや行事の区切りとして生活に根づいてきました。 「冬至にかぼちゃ・ゆず湯」「立春を過ぎたら春の準備」など、季節の節目を意識するきっかけになります。 その頃に見られる生き物や植物とあわせて観察すると、季節の移ろいをより実感できます(季節と生きもの(二十四節気))。
よくある質問
二十四節気とは何ですか?
太陽の動き(黄道上の位置)を基準に一年を24等分し、季節の移り変わりに名前を付けた区分です。立春・春分・夏至・立秋・秋分・冬至などが含まれ、旧暦の季節感の目安として使われてきました。
二十四節気と旧暦は同じものですか?
違います。旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠けを基準にするため季節とずれが生じますが、二十四節気は太陽の位置を基準にするため、毎年ほぼ同じ時期にめぐります。旧暦の季節のずれを補う役割を持っていました。
節気の日付は毎年同じですか?
太陽の黄経が決まった角度になる瞬間で定義されるため、年によって1日前後します。春分・秋分の日が年により変わるのはこのためです。カレナビでは国立天文台の暦要項に基づく日付を掲載しています。
関連ページ
今年の節気カレンダーは 二十四節気カレンダー、 さらに細かな候は 七十二候、 今日の暦は 今日は何の日 で確認できます。
出典: 二十四節気の日付は国立天文台 暦計算室の暦要項に基づく計算値です。