昔の時刻 / 十二辰刻
昔の時刻の呼び方(十二辰刻)
「丑三つ時」「明け六つ」など、昔の時刻の呼び方を現代の時刻と対応づけました。十二支(子・丑・寅…)の刻と「九つ〜四つ」の鐘の数を、針がリアルタイムで動く和時計で確かめられます。
時刻を読み込み中…
外側が現代の時刻、内側が十二支の刻と鐘の数。赤い針が今の時刻を指します。中心の点線が午前・午後の境(子午線)です。
この時計でわかること
- 今が十二支のどの刻か(赤い針)
- 丑三つ時・明け六つなどが何時か
- 鐘の数(九つ〜四つ)の対応
- 午前・午後の区切り(子午線)
表示時刻は計算による目安です。公的・専門用途では公式情報をご確認ください。
十二辰刻の早見表
一日を十二支で12に分け、それぞれを「一刻(いっとき)=約2時間」としました。子と午を九つとして鐘の数が一刻ごとに減っていきます。
| 刻 | 読み | 時刻(目安) | 鐘の数 | 通称・目安 |
|---|---|---|---|---|
| 🐭 子の刻 | ね | 23時〜1時 | 九つ | 夜九つ(正子・真夜中) |
| 🐮 丑の刻 | うし | 1時〜3時 | 八つ | — |
| 🐯 寅の刻 | とら | 3時〜5時 | 七つ | — |
| 🐰 卯の刻 | う | 5時〜7時 | 六つ | 明け六つ(夜明けの目安) |
| 🐲 辰の刻 | たつ | 7時〜9時 | 五つ | — |
| 🐍 巳の刻 | み | 9時〜11時 | 四つ | — |
| 🐴 午の刻 | うま | 11時〜13時 | 九つ | 昼九つ(正午) |
| 🐑 未の刻 | ひつじ | 13時〜15時 | 八つ | — |
| 🐵 申の刻 | さる | 15時〜17時 | 七つ | — |
| 🐔 酉の刻 | とり | 17時〜19時 | 六つ | 暮れ六つ(日暮れの目安) |
| 🐶 戌の刻 | いぬ | 19時〜21時 | 五つ | — |
| 🐗 亥の刻 | い | 21時〜23時 | 四つ | — |
「一つ・二つ・三つ・四つ」の細分
一刻(2時間)はさらに4つに分けられ、それぞれ約30分です。「丑三つ時」は丑の刻の3つ目を指します。下は丑の刻を例にした対応です。
| 呼び方 | 時刻(目安) |
|---|---|
| 丑一つ時(うしひとつどき) | 01:00〜01:30 |
| 丑二つ時(うしふたつどき) | 01:30〜02:00 |
| 丑三つ時(うしみつどき) | 02:00〜02:30 |
| 丑四つ時(うしよつどき) | 02:30〜03:00 |
定時法と不定時法
このページの時刻対応は、分かりやすさのために定時法(1日24時間を均等に12刻=各2時間)で表しています。 一方、江戸時代に実際に使われたのは不定時法で、日の出と日の入りを基準に昼と夜をそれぞれ6等分しました。 そのため夏は昼の一刻が長く夜が短く、冬はその逆になり、明け六つ・暮れ六つの時刻も季節で動きました。 日の出・日の入りの時刻は 日の出・日の入りページ で地点別に確認できます。
よくある質問
丑三つ時(うしみつどき)は何時ですか?
丑の刻(午前1時〜3時)をさらに4つに分けた3つ目で、午前2時〜2時半ごろにあたります(定時法の目安)。一日でもっとも暗く静かな時間帯とされ、怪談などで使われてきました。
「九つ」「四つ」など鐘の数はどう決まっていますか?
真夜中(子)と正午(午)を「九つ」とし、そこから丑・未が「八つ」、寅・申が「七つ」…と一刻ごとにひとつずつ減って、巳・亥の「四つ」まで進みます。九から始めて四で終わり、また九に戻ります。
「明け六つ」「暮れ六つ」とは何時ですか?
明け六つは卯の刻(夜明けの目安・午前6時ごろ)、暮れ六つは酉の刻(日暮れの目安・午後6時ごろ)です。昔は日の出・日の入りを基準にしたため、季節によって実際の時刻は前後しました。
昔の一刻(いっとき)は何時間ですか?
このページでは分かりやすさのため、一刻=2時間(定時法)で表しています。実際の江戸時代は不定時法で、昼と夜をそれぞれ6等分したため、一刻の長さは季節や昼夜で変わりました。
関連リンク
出典・確認日
- 和時計・十二辰刻・不定時法国立国会図書館 / 一般的な暦資料 / 確認日 2026-06-03
十二辰刻・鐘の数・不定時法の一般的な定義を確認。本ページの時刻対応は分かりやすさを優先した定時法による目安です。
- 国立天文台 暦計算室国立天文台 / 確認日 2026-06-03