満月には「スーパームーン」「ストロベリームーン」など、さまざまな呼び名があります。 これらには和の伝統的な呼称と、アメリカ先住民などに由来する月別の英語名があり、由来を知ると月見がより楽しくなります。 この記事では、月の呼び名を和・洋の両面から整理します。

和の月の呼び名(月齢による呼称)

日本では、月見の文化とともに月齢ごとの呼び名が育まれてきました。満月前後の呼び方が特に豊富です。

  • 新月(朔・さく): 月齢0。太陽と同じ方向にあり、地上からは見えません。
  • 三日月: 新月から3日目ごろの細い月。夕方の西空に見えます。
  • 十三夜(じゅうさんや): 満月の少し手前。日本では十五夜に次ぐ月見の夜とされます。
  • 十五夜(じゅうごや): 中秋の名月。旧暦8月15日の月見の夜を指します。
  • 十六夜(いざよい): 十五夜の翌夜。少しためらう(いざよう)ように遅く昇ることから。
  • 立待月・居待月・寝待月: 十七夜〜十九夜。月の出を待つ様子を表した呼び名です。

月別の満月の英語名

英語圏では、各月の満月に季節の様子を表す名前が付けられています。アメリカ先住民や入植者の農事暦に由来するとされます。

英語名和訳・読み
1月Wolf Moon狼月(ウルフムーン)
2月Snow Moon雪月(スノームーン)
3月Worm Moon芋虫月(ワームムーン)
4月Pink Moon桃色月(ピンクムーン)
5月Flower Moon花月(フラワームーン)
6月Strawberry Moon苺月(ストロベリームーン)
7月Buck Moon牡鹿月(バックムーン)
8月Sturgeon Moonチョウザメ月(スタージェンムーン)
9月Corn / Harvest Moon収穫月(ハーベストムーン)
10月Hunter's Moon狩猟月(ハンターズムーン)
11月Beaver Moonビーバー月(ビーバームーン)
12月Cold Moon寒月(コールドムーン)

今年の各満月がどの名前にあたるか、次の満月がいつかは 満月の名前カレンダー で確認できます。

話題になる満月の呼び名

  • スーパームーン: 近地点付近で満月になり、大きく明るく見える満月の通称。
  • マイクロムーン: 反対に遠地点付近で、最も小さく見える満月。
  • ブルームーン: ひと月に2回訪れる満月の2回目など、めったにない満月の呼び名。
  • ブラッドムーン: 皆既月食で赤銅色に見える月。地球の大気を通った赤い光が月を照らすためです。

よくある質問

スーパームーンとは何ですか?

月が地球に近い位置(近地点付近)で満月になり、いつもより大きく明るく見える満月を指す通称です。天文学の正式な用語ではありませんが、最も遠い満月と比べると見かけの直径が約14%大きくなります。

ブルームーンは青い月ですか?

色ではなく、ひと月に満月が2回訪れるときの2回目の満月などを指す呼び名です(定義には諸説あります)。「めったにない」という意味の英語表現に由来し、実際に青く見えるわけではありません。

十五夜と満月は同じ日ですか?

十五夜(中秋の名月)は旧暦8月15日の月見の夜を指し、必ずしも天文学的な満月と一致しません。1〜2日ずれることがあります。

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出典: 月別満月名は北米の農事暦の慣習に基づく通称です。和の呼称は月見の伝統に基づきます。