月は太陽の光を反射している

月は自分で光っているのではなく、太陽の光を反射して明るく見えています。だから月の明るい側は、いつも太陽のある方を向いています。 地球から月を見たとき、その明るい部分がどれだけ見えるかで「形」が決まります。

位置関係で形が決まる

下の図は、太陽・地球・月の位置を上から見たものです。太陽の光は左から当たっているとします。 月が地球のまわりを回ると、地球から見える明るい部分の割合が変わり、新月→三日月→上弦→満月→下弦→新月と形が移り変わります。

太陽・地球・月の位置関係を上から見た図。太陽の光は左から当たり、位置によって地球から見える月の形が変わる。太陽の光地球新月三日月上弦の月満ちる月満月欠ける月下弦の月新月前上から見た図。月の明るい側はいつも太陽の方を向き、見る位置で形が変わる。
太陽・地球・月の位置関係(上から見た図)。月の明るい側はいつも太陽の方を向く。

形ごとの見え方と時間帯

同じ「半月」でも、上弦は夕方に南の空、下弦は明け方に南の空というように、形によって見やすい時間帯が変わります。 これは月が空のどこにあるか(太陽との位置関係)と結びついています。

新月の月相図。太陽と同じ方向。昼に空にあり見えない

新月太陽と同じ方向。昼に空にあり見えない

三日月の月相図。夕方の西の空に細く見える

三日月夕方の西の空に細く見える

上弦の月の月相図。夕方に南、真夜中に西へ沈む

上弦の月夕方に南、真夜中に西へ沈む

満ちる月の月相図。夜のあいだ見やすい

満ちる月夜のあいだ見やすい

満月の月相図。夕方に東、明け方に西。一晩中見える

満月夕方に東、明け方に西。一晩中見える

欠ける月の月相図。夜ふけに東から昇る

欠ける月夜ふけに東から昇る

下弦の月の月相図。真夜中に東、朝に南

下弦の月真夜中に東、朝に南

新月前の月相図。明け方の東の空に細く見える

新月前明け方の東の空に細く見える

新月から新月までの主な形と、見やすい時間帯のめやす。

今月(6月)の月の形の変化

2026年6月の月の形(輝面率=明るく見える割合)の移り変わりです。毎日少しずつ変わり、約29.5日で一回りします。 日付ごとの正確な月の出・月の入りは 月齢・月の出ページ、月ごとのカレンダーは 月の満ち欠けカレンダー で確認できます。

日付月相明るく見える割合
6月1日満月99%
6月4日満月後87%
6月7日満月後62%
6月10日新月前30%
6月13日新月前6%
6月16日三日月から上弦前2%
6月19日三日月から上弦前21%
6月22日上弦52%
6月25日満月前80%
6月28日満月前97%

観察のヒント

同じ時刻(たとえば毎日18時)に月を観察すると、形と位置が少しずつ変わるのが分かります。 スケッチに「日付・時刻・形・見えた方角」を書きためると、満ち欠けのリズムが見えてきます。 昼に出ている月(白い月)も探してみましょう。上弦のころは午後の南の空に見つけやすいです。

FAQ

どうして月の形は変わるのですか?

月は自分で光らず、太陽の光を反射しています。太陽・地球・月の位置関係が変わると、地球から見える明るい部分の割合が変わるため、形が変わって見えます。月の形そのものが欠けるわけではありません。

満ち欠けが一回りするのは何日ですか?

新月から次の新月まで約29.5日です。太陽暦の同じ日付でも月の形は毎月少しずつずれます。

満月はいつ見えますか?

満月は太陽の反対側にあるため、夕方に東から昇り、明け方に西へ沈みます。つまり一晩中見られます。

三日月はなぜ夕方にしか見えないのですか?

三日月は太陽に近い方向にあるため、太陽が沈んだ直後の西の低い空にしか見えず、すぐに沈んでしまうからです。

関連ページ

太陽の動きは 太陽の動きと影、季節の変化は 季節のしくみ、地点別の月齢は 月齢・月の出 を見てください。自由研究は 月の観察日記 にまとめ方があります。

出典・確認日