月は太陽の光を反射している
月は自分で光っているのではなく、太陽の光を反射して明るく見えています。だから月の明るい側は、いつも太陽のある方を向いています。 地球から月を見たとき、その明るい部分がどれだけ見えるかで「形」が決まります。
位置関係で形が決まる
下の図は、太陽・地球・月の位置を上から見たものです。太陽の光は左から当たっているとします。 月が地球のまわりを回ると、地球から見える明るい部分の割合が変わり、新月→三日月→上弦→満月→下弦→新月と形が移り変わります。
形ごとの見え方と時間帯
同じ「半月」でも、上弦は夕方に南の空、下弦は明け方に南の空というように、形によって見やすい時間帯が変わります。 これは月が空のどこにあるか(太陽との位置関係)と結びついています。
新月太陽と同じ方向。昼に空にあり見えない
三日月夕方の西の空に細く見える
上弦の月夕方に南、真夜中に西へ沈む
満ちる月夜のあいだ見やすい
満月夕方に東、明け方に西。一晩中見える
欠ける月夜ふけに東から昇る
下弦の月真夜中に東、朝に南
新月前明け方の東の空に細く見える
今月(6月)の月の形の変化
2026年6月の月の形(輝面率=明るく見える割合)の移り変わりです。毎日少しずつ変わり、約29.5日で一回りします。 日付ごとの正確な月の出・月の入りは 月齢・月の出ページ、月ごとのカレンダーは 月の満ち欠けカレンダー で確認できます。
| 日付 | 月相 | 明るく見える割合 |
|---|---|---|
| 6月1日 | 満月 | 99% |
| 6月4日 | 満月後 | 87% |
| 6月7日 | 満月後 | 62% |
| 6月10日 | 新月前 | 30% |
| 6月13日 | 新月前 | 6% |
| 6月16日 | 三日月から上弦前 | 2% |
| 6月19日 | 三日月から上弦前 | 21% |
| 6月22日 | 上弦 | 52% |
| 6月25日 | 満月前 | 80% |
| 6月28日 | 満月前 | 97% |
観察のヒント
同じ時刻(たとえば毎日18時)に月を観察すると、形と位置が少しずつ変わるのが分かります。 スケッチに「日付・時刻・形・見えた方角」を書きためると、満ち欠けのリズムが見えてきます。 昼に出ている月(白い月)も探してみましょう。上弦のころは午後の南の空に見つけやすいです。
FAQ
どうして月の形は変わるのですか?
月は自分で光らず、太陽の光を反射しています。太陽・地球・月の位置関係が変わると、地球から見える明るい部分の割合が変わるため、形が変わって見えます。月の形そのものが欠けるわけではありません。
満ち欠けが一回りするのは何日ですか?
新月から次の新月まで約29.5日です。太陽暦の同じ日付でも月の形は毎月少しずつずれます。
満月はいつ見えますか?
満月は太陽の反対側にあるため、夕方に東から昇り、明け方に西へ沈みます。つまり一晩中見られます。
三日月はなぜ夕方にしか見えないのですか?
三日月は太陽に近い方向にあるため、太陽が沈んだ直後の西の低い空にしか見えず、すぐに沈んでしまうからです。
関連ページ
太陽の動きは 太陽の動きと影、季節の変化は 季節のしくみ、地点別の月齢は 月齢・月の出 を見てください。自由研究は 月の観察日記 にまとめ方があります。
出典・確認日
- SunCalcVladimir Agafonkin / 確認日 2026-05-26
月相・輝面率の計算に使用。
- 国立天文台 暦計算室国立天文台 / 確認日 2026-05-26
- 小学校・中学校学習指導要領(理科)文部科学省 / 確認日 2026-06-03
小6「月と太陽」、中3「月の満ち欠け」の学習内容を参照。